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2013年度の新人研修

今季の人材育成も終了。
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毎年恒例、
全身の筋肉熱発+各可動関節がベキベキ+脳が沸騰興奮状態
何をこんなに全力稼働…加減というものを覚えないと
ほとんど儲からない講師業で死んでしまうとか状態。
途中に連休が入るのでなんとかやりきれているとこもある。

多少は一息つけるであろう筈の、実習時間を増やしても
基本的にはスピーチや発表がメインになるので
個々人の内容に対し必ず全部批評とアドバイスを返す為
殆ど喉以外小休止にならず脳回転的には自殺行為。
ゲーム制作より人材育成のほうが体力使う
という事実を、この数年で思い知らされましたわ…。
だから皆、やりたがらないのか…w

でもね
実際のところ
御自身の経験と、
自分だけかもだけど公開しても良い
ちょっとしたテクニックを伝えるだけでも、
受講者にはかなりの社会的アドバンテージが伝わりますので、
実はどなたでも専門領域での人材育成は出来ると思うんですよね。

問題は、舞台に出る前の準備ハードルである
カリキュラムづくりが一番大変という事実、

カリキュラムづくりだったら手伝えますから
俺も私も、後進を伝えたいことが山程あるけど
伝え方が…という人には是非、声をかけていただきたいくらいで
まあでも
個人的には、
どんな若手からも、異業種の方からでも、
「受け取る側にその気が有れば」
吸収や影響を受けないことは無いので
全ての皆さんが卑下せず、
自分のやり方を普通にやって行くことこそが、
人材育成そのものだと、脳裏の片隅において欲しいと願っております。
真理は

「受け取る側にその気がなければ 全ては徒労に終わる」

でございます。

傍若無人で関わり合いになりたくない輩の存在すら、
反面教師という貴重な教材ですから…
うわーなにそのカミングアウトという自嘲…。
あとはまあ愚痴的なつぶやきをば…

「プレゼンテーションでは、発言内容は全部記憶してやれ」
というのが鉄則なようですが、
自分はそこが出来ないので上には上がいて、届かないなぁ…と。
実際覚えらず開き直って最初に
「これが今日の文の台本です34ページあります、
年寄りなんで覚えられないから読みながら進めますが許してね」
とカミングアウトしてしまって
要所要所で、みなさんへ目線を移しながら進めるという手探り感と
受講する皆さんの優しさに乗っかってなんとかやっている体たらく。

正直、
本業用の記憶容量+情報と体験の蓄積容量で
自分のキャパは限界で、
人材育成用のカリキュラムで話すべき内容は
入らないんだろうなあと実感しております。
また、カリキュラムを作った時に
自分のキャパから外部記憶装置へ送り出したおかげで、
本業用の容量が確保できてラッキー的な部分もあったり。

「ゲーム業界の松下政経塾を目指す」とぶちあげて
既存のゲーム関連団体を向こうに回し
自分の尊敬しているクリエイターさんによるカリキュラム構成で
「ゲーム制作のプロ向け」の学校を立ち上げたら
出資者集まるかしら…等と取り留めもなく…。

荒れ野を耕し、水と肥料を与えれば
そこに芽吹いた生命の力は、強く逞しく育つもの。

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