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Archive for the ‘本の感想など’ Category

四月は君の嘘といえばもうひとつ

ANIPLEX様の御慈悲と御配慮により
期間限定通販が行われたので購入できた、
君嘘フィナーレイベントの、会場限定パンフレットと
オープニング・エンディング原画集も手に入れました。(でかいよ)
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原画集は透明なカバーがついていて
そのカバーにはトレス線がひいてあるという凝りようざます素晴らしい!

ちなみにサイズ比較に原画集の下に敷いた
ガメラⅢの試写会で配られたプレスリリースのパンフですが
これもでかくて比較に鳴らなかったため、上からSUICA定期券入れを置きました。

四月は君の嘘 DVD同梱版 11巻開封。

朝に届いたけど 読んで受ける心理的ダメージが怖くて深夜まで読めずにおりました。
一旦読んでから、付属のDVD観て癒やされるのパターンがお薦めなのかしら…?
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というわけで特典DVDの23話「MOMENTS」観たんですけどね…
エンディングの予告カット部分といい、完全にミッシングリンクではないですかコレ!
(ブルーレイの特典描き下ろしコミック以上に心に響きましたわ…ある意味で原作超え)

全てを理解った上での視聴となるわけで
なんというか、各キャラクターたちへの思い入れやら愛情込みで観てしまうから
もうすべてが愛おしくて「うわぁ~」「うわぁ~」と和みつつ感動込みの興奮をさせていただきました。
http://www.kimiuso.jp/story/index.html (オフィシャル内容解説)
やはりこれ、ちゃんと放送すべきなんじゃないでしょうかね…
放送追っかけててなんらかの感銘を受けた人で、これが観られないとか不幸すぎます。

自責の念と自問自答のリフレイン

さてすっかり「四月は君の嘘」にいろいろ心奪われているわけですが
同じ作者さんの「さよならフットボール」にも手を出してみました。
とても素敵な作品でした。

さよならフットボールの主人公「恩田希美」は愛せるけれど
四月は君の嘘の主人公の幼馴染「澤部椿」は愛せないんだよなあを再認識しました。

描き方の違いだろうけど、彼女はとても自分勝手が過ぎ
愚か過ぎます。

言っては何ですが自分に似ている部分が多すぎて
見てられんのだと思います。
あの時ああすれば、そんなつもりじゃなかったなんて、
な?
過ぎてから思ったって、今からなんとかなるなんて
お前ふざけんじゃねえよって話ですよ。

そんときに相手にとって最適の行動を出来なかった。
ただそれだけなんですよ。現実受け入れろっての。
という自責の念と自問自答のリフレインがですね。
華麗なメイルシュトロームとなって襲い掛かってくるわけです。

ちなみに今月号で「四月は君の嘘」は最終回を迎えましたが
読みまして様々なモチベーションが剥がれ落ち削がれ
記憶の深くに沈めておいた絶対に思い出したくない
トラウマ級な罪悪感の塊に不覚にも再アクセスしてしまい
フラッシュバックで立ち直れない状態にまで落ち込んでおる次第です…。
来月掲載予定の作者インタビューに救われますよう…願っています。

という愚にもつかないカミングアウトはおきまして(笑)
そんな「さよならフットボール」
とても映画化に向いた作品であるなあと思いました。
いつかきっとを期待しております。
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カテゴリー:本の感想など

「売れる ゲーム企画書の書き方」という本

結構前の話ですが
マジカルチェイスのサントラと、
コットン作った会社の社長サンの本が同時に届きまして
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ざっと読ませていただきましたが
件の「売れる ゲーム企画書の書き方
悪く無いから薦めておきます。
試算表と、売上予測表は素敵なおまけだw
この本、何が面白いって、
「けっこーな年齢(1949年生まれですよ?!)行ってるゲーム会社の社長さんが、
ゲームの企画書の書き方とかノウハウを教えてる」
この一点につきますよ。

なんでこんなに若いんだこの人ww
さすが二十数年前、
私のイラストと同じポーズして
笑い飛ばしただけのことはあるわwww
今となってはいい笑い話ですが…。

どうでもいいですが、今頃気づいたけど
おさわり探偵小沢里奈 って駄洒落なんだですね…w

メガドラ少女りるなさん

メガドラ部長りるなちゃん」な、
りるなさんが届きましたよ
(さん付けにすると急に昭和中期っぽくなるな…)

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コントローラはジャンク品で作ったキーホルダーですw
この短さで使えるように加工すれば持ち運びに便利なメガドラ2…(妄想はさておき)

漫画を読むのが超絶早いといわれる私ですが、
この「メガドラ部長リるなちゃん」は大分濃いので
たっぷりの読み込み時間が楽しめます。
メガドラ版エアロブラスターズ並に。

さて、漫画ですが
今月号のGJPを読み、そこここに書かれた
GJPからGJへの電撃コア移籍を目の当たりにし、
そうなら何故SJを葬る必要があったのだと疑問が渦巻いております。

これによりGJPに残るビッグSJタイトルはほぼ無くなるため
私は勿論GJPの購読は止めるとになってしまいます。
(今の連載も結構好きなものが多いのですが、
ただでさえ入手が難しく、高く場所と取る雑誌なので…)

創刊当時から最後まで読んでいた数少ない雑誌だからこそ、
この状況が残念でなりません。

そんな陰鬱とした気分はさておきまして
今更ながら遅ればせながらのダブルで恐縮ですが
九井諒子さんの「竜の学校は山の上」を読みました。
90年代~00年代文化に磨かれ育てられた世代の
感性が形になったというか、優しい身も蓋もなさというか
とにかくこりゃ面白いですねw
まだ届かないですが、「竜のかわいい七つの子」が今から楽しみです。

アイアン・スカイ

此処数年で最も明確で強力なコンセプトとキャッチフレーズを掲げた映画
アイアン・スカイを、二度観て参りました。

初回は、前日に届いたサントラを聞いてから出陣。
二度目は後に注文したノベライズ版を読んでから出陣です。

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いやー笑った笑った笑いました。
ただ、もっとずっとめちゃくちゃかと思ったら、
ちゃんとした映画でした…w

その昔「テレビまんが」が叩かれていた時期に
「太平洋の亡霊」見せたら、五月蝿方が黙り込んだというけど
なんかそんな感じで、
B級映画を「あんたそんな馬鹿な映画見て!」と
目くじら立てる他人に見せたら
「テーマが深くて驚きました」
「アイロニーに溢れてますね、素晴らしい」とか
急に褒めそやすような…。

ワルガキの暴走かと思ったら、ちゃんと最後には褒められるような…。
なんでしょうかね、隙がないのが気に入らなかった気がしますが
面白いんだけど、なんかそういう所が
鼻についてしまったのです、ひねくれものだから。

それすら狙ってる気がするんですけどねw

今後アイアン・スカイをリメイクするなら、
「惑星大戦争」のノリで…って思った時に
プロットや展開が非常に似ていることに気づきましたがたが、
宇宙からの侵略者に立ち向かう系はコレだよなとも思います。

そんなわけで、邦画の「☓☓大戦争」を観ているような面白さがあり
デザインワークのかっこ良さと相まって、久しぶりに
お祭り的な古き良き日本映画のスピリッツに触れた感じがしました。
ディティールの積み重ねは鳥肌モノでしたし(実際立てまくり)

だけども、次は実写ミニチュア特撮版で観たいです。
やはり求めた以上に出来が良すぎてて!チープさが足りないんです。

まーでもこの映画を観て
「ちゃんとしすぎ」とか言うのは、よく訓練されたゴミ映画好きだけだと思うので
参考にはならない感想ですね。

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↑Laibach  Iron Sky (Soundtrack)

さてこの映画の魅力は「ドイツ超宇宙兵器のデザイン」にも有ると思うのですが
残念なことに、劇場パンフには殆ど画像がありません。
唯一サントラCDのライナーが、各機体の名称と一方向からのショットだけですが
超兵器のポートレートになってますので、一度ご覧いただければと思います。

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↑ アイアン・スカイ (竹書房映画文庫)

映画の字幕翻訳をした方によるノベライズ版ですが
こちらはいろいろと行間を補完してくれています。
ちょーっと反ナチ的な部分が強化されていて
その辺り、蛇足かなと思いますが
登場人物の動機付けが明確化されており、より面白くなっています。
早い人なら映画の上映時間程度で、さらっと読める辺りに好感。

というわけで、このアイアン・スカイ旋風に
触れて損はないので、またバカ映画が一本増えたぜwww的なノリで
楽しんでもらいたいなと思っております。

主演のお姉さんの、メッセージ動画を観てから決めてくださいな。
http://news.walkerplus.com/2012/1005/24/?fb_action_ids=349437125146304&fb_action_types=og.likes&fb_source=aggregation&fb_aggregation_id=288381481237582

というわけで、
アイアン・スカイ観賞の余波で買い漁った書籍群。

読み応えありですが、知ってることばかりだったりしましたw

今のイカレタB級SFとか、カルト映画のスピリッツには
かつての日本のモンスター&SF&パニック&ホラー&エログロバイオレンス映画の
血脈が少なからず流れ続けていると感じる昨今です。

いまさら伊藤計劃

ディストピアものについて、ツイッターで
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ディストピアものはハズレが少ないので好きなのですが、
どの場合もその世界が出来上がってゆく過程を描いていない気がする。
そういう歴史の変遷みたいな本が読みたいなあ、
ブレードランナーの世界が、
未来世紀ブラジルが
華氏451が
ソイレントグリーンが
銃夢の世界が出来上がってくの読みたい…
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と呟いたら、意外に反響があって、其の流れで
伊藤計劃の
「虐殺器官」と
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「ハーモニー」が
SGC048 
面白いと教えていただいた。
タイミング的に文庫版も出てそんなにマがなかったので
折角だから買ってみたら、

なんだこりゃあ!
…の大当たりだった。

こんな天賦の才能に気づけず
こんな才能が既に夭折で失われている
もうそれらの事実もひっくるめて、めまいがするほどに面食らった。

内容の全てが、完璧な構図と効果音とともに素晴らしい映像となって
脳内で再生される程の、伝達能力を秘めた文章。
それなのに、映像化されることを望ませないという、
読者の脳内作品が完璧であることを自己認識させる物語だった。

間違いなく、遠からず映像化される日は来るだろう。
だが、それには期待できない。

現在、短篇集
「The Indifference Engine」を読み進めている。
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この才能は、現世での仕事を全て終えたと勝手に決め付ける
神の見えざる手によって召し上げられてしまったが
その巻いた種が、多くを芽吹かせることだろう。
ソレほどの存在感が有ったのだ。

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